映画を見るなど

今日は頑張って新しい数学書を読む予定だったが、昼ぐらいにOblivionを初めてしまい、このまま家にいるとOblivionで一日消える気がしたので、映画を見に行くことにした。twitterを見てると複数人が映画「ベイビードライバー」をほめていたので、そいつを見ることにした。ただし、ド田舎に住んでいるので、車で一時間かけて大阪府にいくか、電車で小時間かけて京都市内までいくかということになり、映画の特性を考慮して前者を選んだ。溜まった洗濯物やら昼飯をダラダラ片付けていたら結局、上映の「10分後」というジャストな時間に座席に座ることができた。

映画自体はあっさりしたものでオシャレな演出の割にストレートな筋書きが良かった。とくに印象に残っているのは冒頭の赤いスバル インプレッサ(欧米ではWRXと呼ばれる)s204 spec Cが猛烈にかっこいいということである。僕の中ではs203の赤いspec Cが一番かっこいいと思っていたのだが、s204のロボットっぽいフロントも良いものだ。少しだけ、映画館を内包するショッピングモールを徘徊して、ヴィレバンで(恋人が飼ってる)猫のおもちゃをガチャガチャでとった。レジのお姉さんが「両替の小銭を渡してくれた後に両替機が近くにあることを教えてくれた」ので少し恥ずかしかったが、よく考えると「小銭を渡さず、両替機の場所を教えてくれる」よりもレジのお姉さん的には手間なので、もしかするとこのお姉さんは俺のことが好きなんじゃないかなと思った。

帰りはすこし寄り道をしてブックオフに寄り、ほとんど新品みたいな、つげ義春ねじ式を260円で買った。ねじ式は当時の編集者かなんかのエッセイによると、当初はシュールというよりはミステリアスな話でウロ覚えなんだが、小屋に髪が生えた豆腐が置いてあって、モーターボートに乗って主人公がそれを毎日見に来るみたいな...(全然違うかもしれない)。ついでに孤独のグルメも100円で売っていたので買おうかと思ったが、Kindleで持っていたのでやめた。中でも僕の一番好きなコンビニ回にちなんで、帰りにコンビニで晩飯でも買おうかと思ったが、昨日炊いた玄米と麦のご飯と、焼きさんまが家で待っていることを思い出して、そのまま帰った。